5時点以上の複数時点

鑑定評価においては、価格、賃料いずれを求める場合においても、その求める時点を確定する必要があります。いつの時における価格、賃料なのか、その時を確定する必要があります。従って、価格時点は、今現在の時点は勿論、過去における時点の鑑定評価も十分可能です。但し、未来時点については、不確定要素が多い為、原則的に鑑定できません。従って、現在時点を含む過去の複数時点、内容によっては、5時点以上の多数の時点についても、鑑定評価は十分可能です。

不動産に関する諸問題の解決、並びに有効活用の成否は、不動産の真の価値を把握する事から始まります。

不動産鑑定士は、不動産に関する価格、権利、利益の鑑定を行い得る国が定めた唯一の国家資格者です。一般的には、あまりなじみがないかもしれませんが、不動産についての専門家、プロフェショナルであり、この機会に是非とも不動産鑑定士をご活用願います。